星読み練習帳

星読みテクニックの備忘録です

【比較④】地の星座〜牡牛座・乙女座・山羊座〜

今回は、3つの地の星座を比較します。

 

地のエレメント:安定

 

牡牛座(不動宮・金星)

牡牛座は、金星が主星で、感覚が優れていると言われている。自分の感覚を信じ、それに価値を置いている。音楽・美食など、それらを生かした自分なりのこだわりをもっている。キーワードは、「五感」。

地のエレメントで不動宮の牡牛座は、12星座で一番頑固とも言われている。

 

乙女座(柔軟宮・水星)

乙女座は、知性の星・水星を主星にもち、分析や構築が得意と言われる星座。細かいところに気が付き、完璧主義。誰かを支える奉仕の星座でもある。キーワードは「分析力」。

細かいところに気が付く分、全体を見渡すのがやや苦手。

 

山羊座(活動宮・土星

山羊座は、土星を主星にもち、責任感や忍耐力に優れる星座と言われる。そのストイックさは、目的があればこそ。全体をみる力があるので、乙女座が秘書タイプなら、山羊座は社長タイプ。キーワードは、「努力」。

努力家であるが、無駄を嫌うため、達成する見込みがないと判斷すればあっさり撤退したりする。

 

実録★地の星座の人たち

月・山羊座の夫は、勤勉で、完全な仕事人間。休みの日も家で書類を広げていることが多い。仕事をしていることが安心、というように見える。ダラダラしていると罪悪感に苛まれる。その割に、活動宮らしく朝っぱらからアクティブに動きまわるので、結局のところ昼寝をよくする。寝ている時間は、「寝ている」のでOK。(というか意識がないからね。)何もしていない、つまり無目的の、結果が残らない時間がダメなのだ。

私は、パーソナルプラネット(太陽・月・水星・火星・金星)に地の星座を持っていない。ただ、アセンダントが乙女座であり、仕事面では、この乙女座がけっこう幅を効かせていた。仕事はきちんとやりたいので、きちんとやらない人を見ると非常に腹がたった。

乙女座が几帳面で完璧主義であることを自覚してからは、みんながみんな、自分の思うレベルで仕事を遂行しようと思っているわけではないと考えるようになった。そして、乙女座は批判的で辛辣とも言われていると知り、人の批判をやめた。占星術を学ぶうち、根本的に人はそれぞれ違い、多様な価値観で生きていると改めて思い知り、人の批判は無駄だと気付いたからだ。