星読み練習帳

星読みテクニックの備忘録です

【比較①】火の星座 ~牡羊座・獅子座・射手座~

今回は、火のエレメントをもつ3つの星座を比較します。

火のエレメント:情熱

 

牡羊座(活動宮・火星)

12星座のトップバッターであり、活力の象徴「火星」を主星にもつ牡羊座は、未知の領域に飛び込むことも厭わない開拓者。キーワードは「挑戦」。

挑戦することに意味があるので、次の目標が見つかると、あっさり次に行ったりする。

 

♌ 獅子座(不動宮・太陽)

太陽系の王である「太陽」を主星にもつ獅子座は、何気ない言動も周囲に注目される存在。自分の王国を築いてこそ輝く獅子座のキーワードは、「自己表現」。

主星が太陽系の中心「太陽」であるだけに、自分中心、主観的になる場合がある。

 

♐ 射手座(柔軟宮・木星

発展・拡大を意味する「木星」を主星にもつ射手座は、常にポジティブで、向上していくことを楽しむバイタリティがある。キーワードは「探究」。

いつ上ばかり見ているので近くが見えず、細かいことは抜けてしまいがち。

 

実録★火の星座の人たち

小学生になったばかりの三女が水星・牡羊座である。しかも牡羊座の0度で、牡羊座の中の牡羊座。コミュニケーションの星とも言われる水星が、「挑戦」がキーワードの牡羊座だけに、公園に連れて行くと、知らない子どもにも積極的に「一緒に遊ぼう」と言えてしまう。なかなか勇気がある。

 

太陽・獅子座で、月・射手座の友人がいる。火の星座が強いため、とにかくポジティブ。射手座らしく海外留学経験があるなど、エネルギーが外へ向かっていたり、帰国後は、獅子座らしく自分でカフェを経営するなどし、自分の王国を築いている。学生時代には、私が「○○したら怒られるかな」(具体的な内容は忘れた)と言うと、「怒られたら謝ればいいよ」とさらりと前向きに答えたのだった。

 

私自身は太陽・蟹座、月・獅子座であり、獅子座らしく、このように文章をしたためたりして表現をすることは、わりと好きである。そして、家庭を象徴する蟹座と、王様気質の獅子座の影響か、家の中は自分の王国にしておきたい。自分のお気に入りのものだけ置いておきたいし、獅子座は不動宮のため、王国の中のことを外から「ああしたほうが、こうしたほうが」と言われても、その善し悪しは置いておいて一向に受け入れられない。(自分の決断で方向転換するのはよいのだが。)

 

太陽・射手座である夫の母は、とにかく周りの人に、季節のものや手作りのものなど、食べ物をあげることが多く、それはなぜなのだろうと長い間不思議だった。最近思うに、射手座のシステムとして、湧いてくるエネルギーを、内に留めておくようになっていない。発展・拡大の木星パワーをバックに、とにかく湧き出るエネルギーを食べ物に変換して周囲に放出しているのではないか。どういう形で射手座エネルギーを放出をするのかは人によって違うだが、夫の母は食べ物ということになる。エネルギー変換先が食べ物というのも、まさに受け手の生命のエネルギー源となり理にかなっているのかも、と理解するようになった。